
話がわかる看護師さんでよかったです……。

結局、父は病院を探せず、たどり着けなかったとのこと。ややこしい事態にならず、逆によかったです。
先日、あーちゃんが通っている糖尿病の病院に初めて付き添ってきた父。先生に対して良い夫を演じていましたが、あの日以来まったく姿を見せなくなりました。先生も「何だったんですかね? この間のは……」と小さくつぶやいていて、困惑している様子……。ただ、一度病院に来たあと父と少し話したときには「あの先生は糖尿病のことしかわからないから」と言っていたため、父が聞きたいのは認知症のことなのだと思いました。
というわけで、次に父が付き添いでやって来るのは認知症の診察日だろうと、私たちは臨戦態勢を整えて認知症の病院に向かいました。……しかし、父はまたも現れず。来ないのは構わないけれど、なんとなく腑に落ちず気持ちが悪かったのですが、病院の後、薬局で処方箋を出しているときに、薬局のドアからこちらをのぞく父の姿が……!
父いわく「病院が見つからなかった」らしく、診察は終わっているのに今からでも行きたいとのこと。私は病院への行き方を教え、父が歩き出したのを見届けてからすぐに病院に電話をし、あーちゃんの施設を探している話は父に絶対に言わないでほしいとお願いしました。結局、父は病院にたどり着けなかったようで、「次回こそ先生に会う」というメールが送られてきて一件落着。私たちにとっては、父が病院に行けなかったのは好都合でした。
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あーちゃんの様子を一番気にしていた父が、このまま何もせずに終わるとは思えませんが、ひとまず施設探しが水面下で進んでいることは知られずに済んだようです。一番警戒しないといけない存在が、一番あーちゃんの近くにいると思うと、ワフウフさん姉妹は気が抜けませんね……。
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