アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
相変わらず、母・あーちゃんはお財布もお金もなくしてばかりいて、ワフウフさん姉妹はお金の動きを追えずにいました。父がまだあーちゃんのお金を取っているのかどうかも、謎のまま。しかし、そんな状況でもあーちゃんは、週に一度父に誘われるがままお出かけに行ってしまい、ワフウフさん姉妹はモヤモヤ……。うれしそうに出かけていたかと思えば、父が立て替えたお金を支払ってくれないことに腹を立て、「もう一緒に買い物に行かない!」と言うこともあるあーちゃんですが、きっとそんなこともすぐに忘れ、父から誘われたらまた行くのだろうと、ワフウフさん姉妹はあきれています。
本当はお散歩をしたかったけれど…
施設の面談と契約まであと3日。ワフウフさん姉妹は、なんとかあーちゃんの口からハッキリとYESの返事を聞きたいと思い、ランチに誘いました。しかし、言葉を尽くして説得するも、あーちゃんの口からは「お金がかかるでしょ?」「どうやって家を出るの?」「きっと父は怒り狂って探すわよね」と質問ばかり。結局、明確な答えを聞けないままとなってしまいました……。

あーちゃんから施設入所に関して明確な答えを聞けずに終わった私たちは、気を取り直して散歩に出ることに。しかし、外は思いのほか寒く、薄着のあーちゃんは寒そう……。

あーちゃんが大丈夫だと言うので、散歩に向かうと……。案の定「寒いっ」と言い始めました。仕方なく、近くのお店へお手ごろな上着を調達しに行ったのですが……。

あーちゃんが好きそうな服はなく、本人も購入を拒否。