アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
施設の面談と契約の日を3日後に控えた日。ワフウフさん姉妹は、なんとか母・あーちゃんの口から、施設に入ることについて「YES」の返事を聞きたいと思い、ランチに誘いました。しかし、姉妹で言葉を尽くして説得するものの、あーちゃんの口から出るのは「お金がかかるでしょ?」「どうやって家を出るの?」「きっと父は怒り狂って探すわよね」といった質問ばかり。結局、明確な答えを聞き出すことはできませんでした……。
ついに迎えた面談&契約の日
あーちゃんの答えを聞けないまま終わったランチの後、少し散歩をしようという話になりました。お天気は良かったものの風が強くて寒かったため、ワフウフさん姉妹はニットのアンサンブルしか着ていないあーちゃんのために、近くのお店で上着を買うことにしました。しかし、好みの服がなかったからか、あーちゃんは購入を拒否。どうやら「防寒が必要」ということと「服を買う」ということがつながらないらしく、話がまとまる気配がなかったので、散歩も買い物も諦めて、近くのショッピングモールを歩いて終わりにしました。

結局、あーちゃんから明確な答えを聞けないまま、面談&契約の日を迎えてしまいました……。

中に入ると、営業さんがにこやかに出迎えてくれて、あーちゃんのことを「若い」と褒めてくれました。若見えがうれしいあーちゃんは、まんざらでもなさそうです。

その後、実際に過ごす部屋に案内してもらったのですが、談笑しているおばあちゃんたちから話しかけられ「三姉妹」なんて言われたものだから、あーちゃんは大喜び。