母の意思を確認できないまま施設入所へ…おだてられて喜ぶ母の姿を見て #母の認知症介護日記 198

母の意思を確認できないまま施設入所へ…おだてられて喜ぶ母の姿を見て #母の認知症介護日記 198
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ

アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。

施設の面談と契約の日を3日後に控えた日。ワフウフさん姉妹は、なんとか母・あーちゃんの口から、施設に入ることについて「YES」の返事を聞きたいと思い、ランチに誘いました。しかし、姉妹で言葉を尽くして説得するものの、あーちゃんの口から出るのは「お金がかかるでしょ?」「どうやって家を出るの?」「きっと父は怒り狂って探すわよね」といった質問ばかり。結局、明確な答えを聞き出すことはできませんでした……。

★前の話

ついに迎えた面談&契約の日

あーちゃんの答えを聞けないまま終わったランチの後、少し散歩をしようという話になりました。お天気は良かったものの風が強くて寒かったため、ワフウフさん姉妹はニットのアンサンブルしか着ていないあーちゃんのために、近くのお店で上着を買うことにしました。しかし、好みの服がなかったからか、あーちゃんは購入を拒否。どうやら「防寒が必要」ということと「服を買う」ということがつながらないらしく、話がまとまる気配がなかったので、散歩も買い物も諦めて、近くのショッピングモールを歩いて終わりにしました。

母の認知症介護日記/ワフウフ

結局、あーちゃんから明確な答えを聞けないまま、面談&契約の日を迎えてしまいました……。

母の認知症介護日記/ワフウフ

中に入ると、営業さんがにこやかに出迎えてくれて、あーちゃんのことを「若い」と褒めてくれました。若見えがうれしいあーちゃんは、まんざらでもなさそうです。

母の認知症介護日記/ワフウフ

その後、実際に過ごす部屋に案内してもらったのですが、談笑しているおばあちゃんたちから話しかけられ「三姉妹」なんて言われたものだから、あーちゃんは大喜び。

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