一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。
ある日、仕事から戻ってきたまる子さんが食事をしていると、義母がやって来ました。「話があるから、部屋に来て」と言われたので部屋に行くと、義母お得意の、主語のないわかりづらい話が始まりました。まる子さんが一生懸命読み解いたところ、子宮脱(骨盤底の筋肉や靭帯が弱くなることで、子宮が本来の位置から下がり、ひどい場合には腟の外まで出てきてしまう状態)が心配で婦人科に行って処置をしてもらいたいという話のようです。ただ、違和感を覚えるのが「尾てい骨」と言うため、子宮脱よりも直腸脱(直腸が肛門から外に飛び出してしまう病気)が進行している可能性がありそうです。ちょうど翌日はデイケアに行く日だったので、まる子さんはそこで看護師さんに見てもらえばいいと提案しますが、義母は「熱があるから」とやんわりデイケアを拒否。このまままたデイケアをお休みするのかと、まる子さんはガッカリ……。
デリケートな内容でもお構いなし
義母のお世話をしながらも、けがで入院中の実母のことが心配で、まる子さんはいっぱいいっぱいになっていました。そんな中、義母は予想通り「熱があるから」とデイケアをお休みし、子宮脱の処置をしてもらいに婦人科に行きたいと言いだしますが、まる子さんは、熱があるなら婦人科にも行けないと却下。まる子さんとしては、子宮脱の心配よりも、腸が出たままになっている直腸脱のほうが心配です。

とにかく子宮脱が気になっている義母。病院に行ったほうがいいか私に聞いてきますが、私がわかるわけもなく……。

何度もしつこく言うので、デイケアの連絡帳に、看護師さんへの手紙を付箋に書いて貼っておくことにしました。以前、同じスタイルで看護師さんからお手紙をもらったことがあり……。

それを見た義母が、デリケートな内容だから剥がせる紙に書いてあると思ったようで……。