一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。
子宮脱(骨盤底の筋肉や靭帯が弱くなることで、子宮が本来の位置から下がり、ひどい場合には腟の外まで出てきてしまう状態)をとても心配している様子の義母ですが、1カ月前に婦人科を受診したときは「半年後にまた見せてください」と言われていて、今は経過観察の状態です。まる子さんとしては、それよりも直腸脱(直腸が肛門から外に飛び出してしまう病気)をそのままにしておくほうが、気がかりです。しかし、あまりにも義母がしつこいので、デイケアの看護師さんに状況を確認してもらえるよう、連絡帳に手紙を入れました。手紙に気付いた看護師さんがすぐに確認してくれたようで、連絡帳に「今は子宮脱はありません」と書かれて戻ってきました。それを知った義母は安心したようで「婦人科には行かなくていい」と言って、ようやく一件落着となりました。
金銭面の問題じゃない
息子と遠出の買い物に出かけた道中、まる子さんは入院中の実母から「今から手術に行ってくる」と電話をもらいました。まる子さんは、励ますつもりで「目が覚めたらお誕生日おめでとうって言ってあげる」と送り出したのですが……。その話を、実母が父にうれしそうに話したことから、父は実母が認知症になってしまったのではないかと不安になり、まる子さんに連絡してきました。なぜなら、誕生日は翌日ではなく翌月だったから……。まる子さんが慌てて自分の勘違いだったと話すと、父も安心してくれました。その後、実母の手術は無事に終了。退院に合わせて、まる子さんは久しぶりに帰省することにしました。

慣れない家事と病院通いで、実家にいる父が疲弊しているだろうと思い、簡単に食べられる食品をいろいろと厳選して送りました。父にその報告をするために電話をすると、実母が一般病棟に移ったという話を聞き、ホッとしました。

その後、すぐに実母からも連絡があり、看護師さんの愚痴を言えるほど順調に回復していることを実感しました。

看護師さん、もうしばらく気の強い母がお世話になります……。