アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
老人ホームへの入所について、母・あーちゃんの答えを聞けないままでいることを、ワフウフさん姉妹は気にしていました。そんなある日、3人で少し散歩をしようということになったのですが、お天気は良かったものの風が強くて寒かったため、ワフウフさん姉妹は、ニットのアンサンブルしか着ていないあーちゃんに、近くのお店で上着を買ってあげることにしました。しかし、好みの服がなかったからか、あーちゃんは頑なに購入を拒否。どうやら、「寒いから服を買う」という因果関係が理解できないようで、話がまとまる気配がありません。仕方がないので、散歩も買い物も諦めて、近くのショッピングモールの中をぶらぶら歩くだけになってしまいました。
内心ヒヤヒヤだった契約
あーちゃんの意思を確認できないまま、老人ホームの面談&契約の日を迎えてしまいました。しかし、ホーム内で他の入居者さんから声をかけられたことで、あーちゃんはご機嫌モード。終始にこやかにしていて、ワフウフさん姉妹はとても救われた思いがしました。

ついに迎えた契約の日。営業さんが特別に見せてくれた診断書が気になるあーちゃんは、険しい顔で「見せて!」と私の手から奪い取ろうとしてビックリ……。

診断書には「アルツハイマー型認知症」と書いてあったので、あーちゃんが傷つくだろうと、本人には見せないようにしていました。状況を察したのか、営業さんがすぐに回収してくれて助かりました……。

ここで、なんとなく雲行きが怪しくなってきて、姉妹でヒヤヒヤする中、契約手続きが始まり……。