アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
結局、母・あーちゃんの意思を確認できないまま、ワフウフさん姉妹は老人ホームの面談&契約の日を迎えてしまいました。若干ナーバスになっていたものの、3人は無事に老人ホームに到着。すると、ホーム内で他の入居者さんから声をかけられて、あーちゃんはご機嫌な様子。お世辞を素直に受け取り、終始うれしそうにしているあーちゃんの姿を見て、ワフウフさん姉妹はとても救われたような思いになりました。
案外大丈夫そうだと思ったけれど…
契約前に、自分の部屋となる老人ホームの一室を見学したあーちゃん。ベッド横にあったナースコールボタンを見て、あーちゃんの表情が少し硬くなったように感じたものの、そのまま契約へ進みました。途中、目の前の診断書の内容が気になり、険しい顔で奪い取ろうとする様子も見られたあーちゃんでしたが、書類への署名捺印は意外にも素直にしてくれ、無事に契約を終えました。営業さんに連れられて行った食堂が気に入ったのか、あーちゃんからは帰り道に「あそこなら楽しく過ごせそうね!」という言葉も聞けて、ワフウフさん姉妹もひと安心です。

老人ホームの契約を終えた帰り道、あーちゃんから前向きな言葉が出てうれしくなった私たち。

これでひと安心だと思っていたのですが……。

翌日、あーちゃんが今にも泣きだしそうな声で、姉・なーにゃんに電話をしてきました。