アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
ハッキリと母・あーちゃんの意思確認ができないまま契約の日を迎え、老人ホームへの入所はどうなることかと思っていましたが、意外にもスムーズに面談や契約を終えられて胸をなで下ろしていたワフウフさん姉妹。しかし、翌日になって「あそこに閉じ込められると思うと、苦しくなっちゃうのよ」と、あーちゃんは姉・なーにゃんのもとに泣きだしそうな声で電話をしてきたのです。前日とは打って変わってホームの入所に対してネガティブな言葉が並び、ワフウフさん姉妹もその急な変化にひどく落胆してしまったのです……。
やはり明確な言葉はなく…
老人ホームへの入所は、ワフウフさん姉妹があーちゃんのことを考えて決めたこと。あーちゃん自身、同じく認知症だった母のお世話をしていたときには、大変な思いをして「年を取ったら子どもの言うことに従うべき」と言っていたのに、いざ自分がその立場になると、まったく子どもたちの言うことなど聞いておらず、ワフウフさんはあきれています。もし本当に老人ホームへの入所を拒否するようなら、薄情と思われても今後は最低限のことしかできないと、ワフウフさんは思っていました。

老人ホームの入所を渋りだしたあーちゃんに振り回され、心が疲れてしまった私は、気持ちが上がらないまま病院の付き添いへと行きました。私とは違い、あーちゃんは満面の笑みで何事もなかったかのように話してきます。

とはいえ、私の気持ちが上がらないのは変わらず……。

話の流れで、さらっとあーちゃんに老人ホームに行くことについて聞いてみると……?