
※たんたん:ワフウフさん姉妹の父、あーちゃんの夫

あーちゃんはうれしそうにしながら……。

ついに引っ越す宣言をしてくれました! この言葉が聞きたかった……!
診察を終え、最後に診察室から出ようとした私を、先生がすごい勢いで手招きしました。2人になると、さっきとは打って変わってにこにことしながら、次の予約を取ってくれた先生。父の前で予約を取らないように配慮してくれていたようです。私たちの話を全面的に信じ、父に塩対応をしてくれただけではなく、こういう配慮をしてくれる先生の存在は、本当に心強い……!
さらに、姉から聞いた話によると、私が先生と診察室で話していることに父が気付かないよう、看護師さんが話し相手になってくれていたそうです。こちらからお願いしなくても完璧な連携プレーを見せてくれるこの病院の方には、感謝しかありません。病院側の完璧な対応と、先生の前で手も足も出なかった父に、私たち姉妹はニヤニヤが止まりませんでした。
病院を後にして、薬の処方を待つ間に私たち姉妹とあーちゃんで、ランチをすることに。そこで、先生があーちゃんを心配していることを強調して、老人ホームへ引っ越しをしたほうがいいと改めて説得すると、あーちゃんは先生は自分のことをよくわかってくれているとうれしそうにしながら、ついに「私、引っ越すわ!」と言ってくれました! 引っ越しまであと11日。ギリギリのタイミングでなんとか本人の同意を得られました。先生効果……恐るべし。
--------------
お願いした通りに病院側が対応してくれるのはよくあることだと思いますが、何も言わずとも臨機応変な対応をしてくれるのはありがたいですね。そして、ついにあーちゃん本人からも老人ホームへの入所を了承する言葉を聞くことができました。良いタイミングで認知症の病院の受診日があって、本当によかったです! ワフウフさん姉妹も、スッキリとした気持ちで施設入所の日を迎えられそうですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。