母「やっぱり寂しいわ…」慣れない環境で心細そうな母の姿に胸が痛む #母の認知症介護日記 213

母「やっぱり寂しいわ…」慣れない環境で心細そうな母の姿に胸が痛む #母の認知症介護日記 213
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ

アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。

母・あーちゃんの施設への引っ越しを無事に終えたワフウフさん姉妹。しかし、施設で部屋の片付けをしている途中、あーちゃんは何度も「今日からここに住むの?」と不安げに聞いてきて、ワフウフさん姉妹も心配に……。その後、ひと通りの片付けが終わると、あーちゃんの携帯から入院することを父にも連絡し、ワフウフさん姉妹のミッションは終了。涙目で見送るあーちゃんを残し、後ろ髪を引かれる思いで施設を後にしました。

★前の話

すべては認知症のせいだと言っても…

父の目を盗んで決行した施設への引っ越し。もちろん、父が黙っているわけもなく……。引っ越した日の夜になってから、ワフウフさん姉妹が預かっているあーちゃんの携帯には着信やメールがくるようになります。しばらく無視していると、今度は姉・なーにゃんのもとへ父からメールが届きました。父はあーちゃんの入院先を突き止めようと、あーちゃんの部屋で見つけたメモを頼りにとある病院へ向かうと連絡してきますが、当然ながらあーちゃんには会えませんでした。しかし、そのやりとりから、父があーちゃんの部屋の合鍵を持っていることがわかり、ワフウフさん姉妹は怒りに震えていました。

母の認知症介護日記/ワフウフ

引っ越しを無事に終えて一気に疲れが出たのか、姉が発熱でダウン。あーちゃんの様子は、私がひとりで見に行くことになりました。

母の認知症介護日記/ワフウフ

14時過ぎに施設の部屋を訪ねると、あーちゃんは昼寝をしていたらしく、ノーウィッグで出迎えてくれました。

母の認知症介護日記/ワフウフ

すると、ボソッとひと言。大人数の中で、親しい人がいないというのが心細いようです。

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