アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
父の目を盗んで決行した母・あーちゃんの施設への引っ越し。もちろん、父が黙っているはずもなく……。引っ越した日の夜、ワフウフさん姉妹が預かっているあーちゃんの携帯には着信やメールが来るようになります。しばらく無視していると、今度は姉・なーにゃんのもとへ父からメールが届くように。父はなんとか入院先を突き止めようと、あーちゃんの部屋で見つけたメモを頼りにとある病院へ向かうと連絡してきますが、当然ながらあーちゃんには会えませんでした。しかし、そのやりとりから、父があーちゃんの部屋の合鍵を持っていることがわかり、ワフウフさん姉妹は怒りに震えていたのでした。
病院スタッフの機転を利かせた対応に感謝!
あーちゃんの引っ越しを終えて一気に疲れが出たのか、姉・なーにゃんは発熱でダウンしてしまいました。ワフウフさんはひとりでホームへ行き、あーちゃんに会ってきたのですが、大人数の中で親しい人がいない環境に心細さを感じたのか、あーちゃんは「やっぱりここは寂しい」とひと言……。そこでワフウフさんが気分転換にあーちゃんを散歩へ連れ出したところ「外に出るのは久しぶりだわ」と大喜び。実は、前日に姉・なーにゃんも散歩に連れ出してくれたのですが、そもそも来てくれたことも忘れてしまったようで、ワフウフさんは「認知症のせいだとしても、報われないな……」とがっかりしました。

姉の体調が戻らないため、今日もひとりであーちゃんの様子を見に施設へ。途中で認知症の病院に寄って処方箋をもらう予定でしたが、支度をしているときに姉から電話がかかってきました。

なんと、父が認知症の病院に現れたらしく、病院のスタッフからどういった対応をすればいいのか、姉のもとへ電話が入ったそうです。……鉢合わせしなくてよかった!
※たんたん:ワフウフさん姉妹の父。あーちゃんの夫。

父には、あーちゃんが「管理入院」すると伝えていたので、糖尿病の病院に行くと思っていたのですが、認知症の病院に来たのは意外でした……。