「ひとりで外に出られない」規則が定着しない母。いつまで施設に通うのやら #母の認知症介護日記 220

「ひとりで外に出られない」規則が定着しない母。いつまで施設に通うのやら #母の認知症介護日記 220
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ

アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。

母・あーちゃんが入居した施設は、提携している病院の訪問診察を受けられるので、これまでとは違って施設内で持病の糖尿病の薬の処方とインスリン注射をしてもらえるようになりました。あーちゃんは施設内のイベントにも自発的に参加しているようで、新生活はなかなか順調です。そんな中、ワフウフさんは、父に言われるがまま書いたかどうか判断できずにいた遺言書を、新しくあーちゃんに書き直してもらうことにしました。「絶対」と言い切れることがない状態になっている今、ワフウフさんはあーちゃんの財産を守るために、できることは早めにしておきたいと思っていました。

★前の話

どうしても外に出たいようで…

認知症患者は一般的に変化に弱いとされているため、ワフウフさんはあーちゃんが引っ越した後に混乱してしまわないか心配でした。しかし、今のところ大きな混乱もなく、表情はとても穏やかになっています。気になっていた体臭や口臭もなくなったのですが、それはつまり、身のまわりのことができなくなっていた証拠でもあり、やはり認知症はかなり進行していたのだと、ワフウフさんは改めて気付かされました。

母の認知症介護日記/ワフウフ

施設に入居する際、自由にひとりで外出できないというのがネックになっていたあーちゃん。

母の認知症介護日記/ワフウフ

なんとか説得を続け……。

※たんたん:ワフウフさん姉妹の父、あーちゃんの夫。

母の認知症介護日記/ワフウフ

最終的には納得して引っ越ししてくれたはずでしたが……。

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