アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
母・あーちゃんは、とにかく外に出たいようで、施設のケアマネさんやほかの入居者さんにも外出したいと訴え続けていて、ワフウフさん姉妹は困っていました。そして、困っている行動はほかにも……。それは、いわゆる「物盗られ妄想」。「物を盗られる」という思い込みから、6畳ワンルームの限られたスペースに、あーちゃんはあれこれ隠してしまいます。今は具体的に誰かを疑うことはありませんが、今後お世話になっているスタッフさんを疑うようになったら……と、ワフウフさんは心配しています。
対策を考えて…
姉妹で協力しながら、ほぼ毎日施設に通っているワフウフさん姉妹。一番の目的は、あーちゃんを散歩に連れ出すことで、毎日あちこち歩き回り、多いときには1万歩以上歩くことも。足元が弱ってきたと思っていたあーちゃんも、スニーカーを履いて危なげなくどんどん歩いてくれますが、付き合うほうはラクではありません……。それなのに、あーちゃんはお散歩をしたことをすっかり忘れてしまうようで「外に出るのは久しぶり!」と毎回言われて、ワフウフさんはガッカリしてしまいます。

何度か登場している、同じ施設の「意地悪なおばあちゃん」こと「アライちゃん」。最近は、施設で遭遇するとその様子を姉妹間で共有するようになっていました。相変わらず意地悪で、数字がわからなくなっているあーちゃんが自分の年齢を間違えて伝えていただけなのに……。

「サバを読んだ」と難癖をつけられてしまいました。
