アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
姉妹で協力しながら、ほぼ毎日母・あーちゃんが暮らす施設に通っているワフウフさん姉妹。一番の目的は、あーちゃんを散歩に連れ出すことで、毎日あちこち歩き回り、1万歩以上歩くこともあります。スニーカーを履いて危なげなく歩くあーちゃんですが、お散歩が長時間になると、付き合うほうはラクではありません……。しかも、お散歩をしたことをすっかり忘れてしまうようで「外に出るのは久しぶり!」と毎回言われてしまい、ワフウフさんはその言葉を聞くたびにガッカリしてしまいます。
食べ物がある場所は鬼門
何度か登場している「意地悪なおばあちゃん」こと「アライちゃん」。相変わらず意地悪で、最近では施設内で遭遇すると、姉妹間でそのときの様子を報告し合うようになっています。姉・なーにゃんは、あーちゃんのためにもうまく付き合っていくべきだと考えているようですが、ワフウフさんは、満面の笑みを浮かべつつ、「話しかけてこないで」というオーラを放つように。その効果なのか、ワフウフさんがいるときはアライちゃんが話しかけてくることはなくなりました。気に食わないなら、いっそのこと避けてくれればラクなのに……と、ワフウフさんは思ってしまうのでした。

糖尿病の持病があるため、甘いものを自制していたあーちゃん。しかし、認知症の進行とともに、甘いものへの欲求が抑えられなくなってきて……。

午前中から寝ていることもあるので、まさにあーちゃんはある程度進行した認知症患者ということなのでしょう。
※甘いものを欲しがるのと強い眠気は認知症の特徴です⇒甘いものを欲しがることや強い眠気は、認知症でしばしば見られる症状です。

施設に入居する前も、あいさつに伺うための菓子折りを一緒に買いに行ったときに、試食を食べたがり……。