
7年前の冬のことです。朝、当時働いていたアルバイト先へ向かうため、車を運転していました。その道中で起きた恐怖体験です。
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対向車が迫ってくる…!
片側一車線の田舎道を走っていたとき、突然、前方から走ってきた対向車がスリップし、私の車の目の前に突っ込んできたのです。
衝撃を受けた瞬間、「ぶつかった!」と思った途端に視界が真っ白になり、体が前へ投げ出されるような感覚に襲われました。何が起きたのかわからないまま気が付くと、車は停止していました。後から聞いた話によると、エアバッグが一瞬で膨らんで衝撃を和らげ、すぐにしぼんだのだそうです。
廃車になった状態でも奇跡的に…
ほどなくして相手の車の運転手が駆け寄り、救急車を呼んでくれました。私は病院に運ばれましたが、幸い軽いむち打ち症状だけで済み、命に別状はありませんでした。
後日、修理工場に車を引き取りに行くと、車軸が折れており、廃車にせざるを得ない状況でした。その無残な姿を見て、心の底から「生きていてよかった」と思ったのを覚えています。
お守りがあったから?
その出来事から、どんなに自分が気を付けて運転していても「もらい事故」は避けられないのだと実感しました。そして助かるかどうかは、ほんのわずかな偶然に左右されるものだと。
私は毎年欠かさず初詣に行き、交通安全のお守りを新しくして車に置いているのですが、そのときは「きっとあのお守りが守ってくれたのかもしれない」と感じました。
まとめ
ばかげていると思われるかもしれませんが、あの体験を経てからは、神頼みも決して軽んじられないものだと心から思うようになりました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:伝野伝助/60代男性・アルバイト
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)
※AI生成画像を使用しています。
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