アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
母・あーちゃんのところへ行くたびに、あーちゃんをいろいろな場所へと連れ出しているワフウフさん姉妹。あーちゃん自身も、外でたくさん歩けることをとても喜んでくれていますが、ワフウフさんの子どもたちのことを気にしてワフウフさんをなんとか早く帰そうと気づかってくれます。駅を通るたびに「ここから帰りなさい! 私はタクシーで帰るから」とは言うものの、タクシーで運転手さんに伝えるべき施設の住所はわかりません……。バス停を教えたところで、バスから降りて帰る道順もわからず。気づかいはうれしいけれど、非現実的な申し出が続いて、ワフウフさんはちょっと嫌気が差しています。
久しぶりに届いた父からのメールは…
自分が覚えていないことをごまかすため、あーちゃんは「私、無意識にやったのね!」とよく言うようになりました。施設で暮らすようになってから、お菓子が自由に食べられなくなり、糖尿病の数値も少しずつ改善したあーちゃん。「やはり家では甘いものを食べていたのでは?」とワフウフさん姉妹が言うと「無意識に甘いものを食べちゃっていたのね!」とのこと。しかし、甘いものは自分で意識的に買いに行かないと手に入らないので、ワフウフさんは無意識ではないのでは……? と思ってしまうのでした。

あーちゃんが引っ越してから3日間ほど、姉のもとへ父からメールが届いていました。しかし、パタリと届かなくなり、半月後に届いたメールは……。

生活費やら税金やらの請求。

家にいない間の光熱費や税金もきっちり請求してくるとは……。