
突然届いた川柳的なメールにドン引き……。「薔薇も百合も」というのは、1カ月ほど前にあった結婚記念日に、父が花束を買ってきて玄関に飾っていたのですが、それが枯れた……という意味のようです。

父は、そういう形だけのキザなことをするのが大好き。でも、正直なところ花束なんかいらないから、生活費をよこして! と言いたくなりますが……。

思いがけず届いた父からのメールを見て、私たち姉妹がギャーギャー言っていたからか、携帯ショップの店員さんは「解約するとメールが受信できなくなる」と心配してくれましたが、私たちは迷わず解約を選択しました。
あーちゃんが引っ越してから3日間ほど、父から姉のもとへメールが届いていました。しかし、パタリとメールが届かなくなり、半月ぶりに届いたメールは、生活費やら税金やらの請求明細。「あーちゃんの具合はどうですか」のひと言もなく、ただただ請求のみ。想定内だけど、やっぱり家にいなくても光熱費や税金はきっちり半分請求してくるのね……。
その後、認知症を診てもらう病院を受診したあーちゃん。父と離れた今の生活は、押さえつけられる感じがなくホッとしていると言い、先生もそれを聞いて喜んでくれました。ただ、外にひとりで出たがったり、物取られ妄想が出たりするのは困ると伝え、少し薬を調整してもらうことに。
それから数日。あーちゃんが引っ越す前に使っていた古い携帯電話を解約するため、携帯ショップへ。ちょうどお店で父からのメールを受信したのですが、それが川柳のような文章で、私たち姉妹はドン引き……。姉へのメールにはひと言も心配する言葉はなかったのに、あーちゃんへのメールには情緒的な川柳を送ってくるあたり、父なりのアメとムチの使い分けを感じました。
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父の動向が気になっていましたが、相変わらず……といった感じですね。父からの情緒的なメールは、あーちゃんの心を動かす可能性がなきにしもあらずなので、あーちゃんの目に触れることがなく処理できてよかったのかもしれません。
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