「何を言っているのかな!?」母に付き合う私たちは毎日クタクタですけど #母の認知症介護日記 234

「何を言っているのかな!?」母に付き合う私たちは毎日クタクタですけど #母の認知症介護日記 234
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ
母の認知症介護日記/ワフウフ

私の説明に納得したかのような返事をしますが、これは絶対わかっていないやつ……。

母の認知症介護日記/ワフウフ

こんなふうに言ってくれているのに、私たちが来たことは覚えていても、お散歩していることは忘れてしまうみたいです。……悲しいなぁ。

あーちゃんが施設で暮らすようになってから、姉と手分けして今のところ2日以上空けることなくあーちゃんに会いに行っています。そのたびにあーちゃんを散歩に連れ出し、たくさん歩くようにしています。

私たちにも良い運動になっていいと思いつつ、案外これがキツいです……。姉は股関節の調子が悪いこともあって、私よりも体が悲鳴を上げている様子。そんな私たちをよそに、あーちゃんは涼しい顔で「ここにいたら、毎日お散歩ができない」と言い、運動不足を訴えてきます。

その訴えに「ナニイッテルノ……?」状態の私。ちょっとイラッとしながらも、毎日お散歩には行っていること、以前よりもたくさん歩くようになっていることを説明すると「そうね、そうね!」とあーちゃんは納得したような返事をします。……が、絶対覚えていないっぽい。私たちが来ていることは覚えていても、なぜかお散歩の記憶はなくなってしまうようで……不思議です。

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誰かのお散歩に付き合うのは、自分のペースで歩けないのでなかなか大変そうです……。あーちゃんのために身を粉にして動いても、あっさり忘れられ、さらに不満までぶつけられてしまうと、イラッとしてしまう気持ちはよくわかります。ワフウフさんの場合は姉妹で同じ状況なので、そういった気持ちを共有できる存在がいるのは心強いですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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母の認知症介護日記

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