アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
施設で暮らすようになって、母・あーちゃんは物盗られ妄想がひどくなり、いろいろな物をあちこちに隠しまくるように……。ある日、ワフウフさん姉妹は、部屋に見慣れないコップや時計があるのを発見。もしかして、あーちゃんが悪気なく盗っているのでは? と心配になり、施設長とケアマネさんに相談しました。その結果、コップは施設の備品だったため問題はありませんでしたが、時計は隣の部屋に入居している方のものであることが判明しました。しかし、相手の方も認知症のため、時計を預かった経緯が曖昧になっていて、責任の所在ははっきりしませんでした……。ワフウフさんは認知症同士の人付き合いの難しさを感じていました。
いろいろ対策はされていても、気は抜けない
あーちゃんが施設に引っ越してから、今のところ姉妹で手分けをして2日以上空けることなくあーちゃんに会いに行っているワフウフさん。そのたびに、長時間のお散歩をしていますが、付き合うのもラクではありません……。しかし、あーちゃんは涼しい顔で「ここにいたら、毎日お散歩ができない」と言い、運動不足を訴えてきて、ワフウフさんは「何を言っているの……?」という気持ちに。お散歩には毎日行っていて、自宅にいたころよりも歩いていると説明すると「そうね、そうね!」とは言うものの、絶対覚えていないだろうな……と、ワフウフさんはガッカリです。

あーちゃんが暮らす施設は、脱走対策がしっかりされていて、スタッフさんに声をかけてエレベーター内のロックを解除してもらわないと外には出られません。

先日、外出するためにスタッフさんにお願いしてロックを解除してもらっていると……。

見知らぬおじいちゃんが突然乗り込んできました。私たちがビックリしていると……。