悪気がないのはわかっているけど…人の物をシレッっと持ち出そうとしないで #母の認知症介護日記 239

悪気がないのはわかっているけど…人の物をシレッっと持ち出そうとしないで #母の認知症介護日記 239
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ

アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。

母・あーちゃんの財産を父に奪われることがないよう、あーちゃんの年金保険の住所を変更することにしたワフウフさん姉妹は、手続きに必要な住民票を取るため、実家の近くにある区役所へ向かいました。用事が終わり帰ろうとしたところ、あーちゃんは慣れた様子で脇目も振らず、実家に帰るルートを歩き出したため、ワフウフさん姉妹は大慌てで呼び戻しました。無意識だったのか、帰りたかったのか……あーちゃんの本心はわかりませんが、この状態ではひとりで外には出せないと、ワフウフさんは改めて感じたのでした。

★前の話

自分の物がわからないようで…

父がいつ病院に来るかわからないため、ワフウフさんは姉・なーにゃんと2人だけで認知症の病院へ。あーちゃんが穏やかに過ごしていること、糖尿病の数値も少し改善したことを伝えると、先生からは「それは理想的ですね!」という言葉をかけられました。今のところ、父が病院に来ている様子もないとのことで、ひと安心。終始なごやかな雰囲気のまま診察室を後にしました。

母の認知症介護日記/ワフウフ

あーちゃんが暮らす施設の入居者さんは、比較的お元気な方が多い印象でしたが……。

母の認知症介護日記/ワフウフ

たった数分で同じやりとりが始まっているのを目の当たりにして、少し驚きました。

母の認知症介護日記/ワフウフ

見学のときにやさしく声をかけてくれたおばあちゃんたちも……。

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