アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
先日、いつものように施設から長い散歩に母・あーちゃんを連れ出したワフウフさん。たまには甘いものを食べてもいいかと思い、散歩の途中であーちゃんとお茶をしました。そのとき、あーちゃんは和風パフェを食べていたのですが、白玉を食べて「これ何かしら? すごくおいしいわよ!」と、驚きを隠せない様子でつぶやきました。その姿を見たワフウフさんは、あーちゃんの頭の中からは、白玉の存在が消えてしまっていることに気付きました。柚子胡椒、デミグラスソース、カレーに続く記憶の消滅で、次は何が消えてしまうんだろう……と、あーちゃんの姿を見ながら考えていたのでした。
引っ越した感覚はまだないようで…
施設では、夕食後に自動販売機で飲み物を買っておしゃべりをするのが定番のコース。あーちゃんも参加していますが、毎回甘ったるいミルクコーヒーを買って参加しているようで、ワフウフさん姉妹は「買うならお茶にして」と伝えましたが、そのまま買い続けています……。毎週施設でインスリン注射をお願いしている看護師さんも気になっているようで、ワフウフさん姉妹に「やめさせたほうがいい」と言ってくれたのですが、あーちゃんが飲みたいと思っている以上、やめさせるのは難しく……。ワフウフさん姉妹は頭を悩ませています。

あーちゃんが暮らす施設では、洗濯もしてもらえます。しかし、下着を洗ってもらうのは抵抗があるようで、自分で洗うと言い張ります。

説得をしても……。

頑なに嫌がります。まあ、気持ちはわかりますが……。