
日常のちょっとした買い物の場でも、理不尽なことに出会うことがあります。特に誰も注意できないような場面では、モヤモヤした気持ちを抱えたまま過ぎてしまうことも。これは、そんな中で思い切って声をかけたときの出来事です。
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いつも横入りしてくるマダム
私の住む地域のスーパーには、いつもレジに横入りしてくる女性(Aさん)がいました。
周囲も気付いているのに、誰も注意することはなく、なんとなくその場の空気にのまれてしまう——そんな状況が何度もありました。私自身も「またか」と思いながらも見て見ぬふりをしていたのです。
意を決して発したひと言
ある日、いつものようにAさんが私の前に無言でカゴを置きました。その瞬間、今度こそ言おうと心が決まりました。
私は落ち着いた声で、「並ぶ順番って、学校で習いませんでしたか?」と伝えたのです。
静かなひと言で変わった空気
その場は一瞬、シーンと静まり返りました。ところが次の瞬間、後ろに並んでいた人たちから小さな拍手が起こり、空気が一気に変わりました。
Aさんは恥ずかしそうにその場を離れ、それ以来、横入りすることはなくなりました。
まとめ
この出来事を通じて感じたのは、どんな場面でも理不尽なことにはきちんと向き合う姿勢の大切さです。年齢や立場に関係なく、「おかしい」と思ったことを冷静に伝えることで、周囲の人の共感を呼ぶこともあるのだと実感しました。少しの勇気が、場の空気を変え、自分の自信にもつながると感じた経験です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:佐藤美恵子/60代女性・主婦
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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