
通勤時間帯の混み合った電車で起きた、思わず「スカッ」とした出来事があります。私自身の心が軽くなり、人の温かさを実感した忘れられない瞬間でした。
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混雑した電車で見た光景
ある平日の朝、私は電車に乗って通勤していました。車内はぎゅうぎゅうで、立っている人も多い状況でした。そこへ年配の女性がゆっくり乗ってきたのですが、周囲にはスマートフォンを操作している若い乗客が多く、誰も席をゆずろうとはしていませんでした。
私も立って乗っていたため、女性を心配そうに見守ることしかできずにいました。
思わぬ人物の行動に心が動いた瞬間
そのとき、目の前に座っていた30代くらいの男性が、女性に気づいた瞬間にサッと立ち上がり、「どうぞ」とやさしく声をかけました。女性は安心したように表情が明るくなり、「ありがとうございます」と深々と頭を下げて座りました。
実はその男性は、乗車してからしばらく大きな声で会話をしていたため、周囲から少し煙たがられている雰囲気がありました。しかし、必要な瞬間に迷わず行動した姿を目の当たりにし、私は胸の奥がすっとするような気持ちになりました。周囲の空気までふんわりと和らいだ気がしました。
小さな行動が生む、大きな変化
その出来事を見て、私自身もいざというときに行動できる人でありたいと強く感じました。ちょっとした気配りややさしさが、周囲の雰囲気さえ変えてしまう力を持っているのだと実感したのです。
まとめ
混雑した車内で起きた男性の行動は、決して大げさなものではありません。しかし、その小さな思いやりは、女性だけでなく私や周囲の人の心までもあたたかくしてくれました。目にしただけで「スカッ」とするほど、人のやさしさは空気を変える力があると感じた出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:内田敏明/50代男性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
※一部、AI生成画像を使用しています
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