夫の印象が薄れている母。いっそのこと、私も父のことを忘れてしまいたい #母の認知症介護日記 261

夫の印象が薄れている母。いっそのこと、私も父のことを忘れてしまいたい #母の認知症介護日記 261
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ

アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。

母・あーちゃんが認知症を診てもらっている病院に行く日。全身フル装備でオシャレをしているあーちゃんに、ワフウフさん姉妹が「かわいいね!」と声をかけると、あーちゃんはうれしそうにしていました。そして診察時も、先生や看護師さんからオシャレを褒められ、あーちゃんのテンションは爆上がりです。診察でも問題なく、あーちゃんは今のところ、強い薬を飲んでいなくても睡眠や体調が安定しています。これは、あーちゃんの状態に合わせて先生がこまめに薬を調整してくれているおかげで、ワフウフさん姉妹は感謝の気持ちでいっぱいでした。

★前の話

話題にも出なくなった父

最近のあーちゃんは、ほとんどメイクをしなくなっていました。そこで、姉・なーにゃんが眉毛を描いてあげたのですが、流行の太め眉毛が気に入らないようで、大騒ぎ。認知症になる前と変わらず、眉毛は細いほうが好みのようです。ただ、認知症は思っている以上に進行しているようで、施設長とワフウフさんが目の前で話していた会話の内容を、30秒もたたないうちに忘れていて、過去一の速さにワフウフさんも衝撃を受けてしまうのでした……。

母の認知症介護日記/ワフウフ

施設で暮らし始めたころ、怯えからか期待からかはわかりませんが、あーちゃんは父の話題をよく出していました。

※たんたん:ワフウフさん姉妹の父。あーちゃんの夫。

母の認知症介護日記/ワフウフ

父が病院に現れたことが頭に残っていたのか、その話をずっとしていた時期もありました。

母の認知症介護日記/ワフウフ

施設での生活が落ち着いてからは、父の話題になると、険しい顔でこんなふうに言うことも……。

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