母「父から離婚すると言われた」連絡手段は、館内放送…のはずないよね #母の認知症介護日記 265

母「父から離婚すると言われた」連絡手段は、館内放送…のはずないよね #母の認知症介護日記 265
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ
母の認知症介護日記/ワフウフ

その話が本当なら、どうやって言ってきたのか聞いてみたところ……。

母の認知症介護日記/ワフウフ

あーちゃんが「あれで言われたのかしら」と指さしたのは、居室内にある館内放送のスピーカー。

いや、さすがにそれはないでしょうよ(笑)。

先日、施設のケアマネさんに、いろいろと相談をさせてもらいました。その帰り、看護師さんの姿を見かけたので、先日の検査結果を教えてもらおうと声をかけたのですが……。「まだまだ! そんなに早く結果は出ませんよ!」とのこと。検査結果が出る日を事前に教えてもらっていたので、そんなはずはないと食い下がると、ノートを確認してくれました。その結果「検査はしていません」と……。

しかも、これまで毎月だった検査が3カ月に1回だと言われ、二転三転する話に私たち姉妹は困惑。このままお任せするのが不安になったのは言うまでもありません。とりあえず、次回の診察には付き添って、訪問医に直接要望を伝えることにしました。施設に入居して、薬も食事も管理してもらえるようになって、やっと安心して暮らせると思っていたのに……!

あーちゃんは、ここ最近手帳に歩数計の記録を毎日つけているようで、忘れずに書くことができていると喜んでいたのですが……。この前、手帳に「父が離婚すると言ってきた」というメモを発見! 父は施設の場所を知らないはずで、携帯電話の番号も変えたので、直接連絡は取れないはず。一体どうやって言ってきた……!? と不思議に思い、あーちゃんに確認すると「あれで言われたのかしら?」と、館内放送のスピーカーを指さしていました。いや、さすがにそれは無理があるでしょ……!

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施設での生活を選んだ理由のひとつに、持病の糖尿病の管理も入っていました。かかりつけ医が専門医ではないのは仕方がないことですが、持病をコントロールできていないとなると、このままお任せしていいかどうか不安ですね。命にも関わることなので、お任せしている立場だからと恐縮することなく、診察に立ち会って要望をしっかり伝えてほしいですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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母の認知症介護日記

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