「一体、何の話!?」ひとりで本屋に行ったと話す母の言葉に身震いした日 #母の認知症介護日記 271

「一体、何の話!?」ひとりで本屋に行ったと話す母の言葉に身震いした日 #母の認知症介護日記 271
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ
母の認知症介護日記/ワフウフ

その後も、2人は同じ話を繰り返して、楽しそうに笑っていました。

母の認知症介護日記/ワフウフ

まあ、2人が楽しければ……それでいっか。頭を使うのは良いことなのでね。

いつものようにあーちゃんとお散歩していた姉が、あーちゃんのポシェットに見慣れないキーホルダーがついているのを見つけました。どうしたのかと聞いてみると、あーちゃんは「姉に買ってもらったんじゃないか」と自信なさそうに言いました。しかし、姉は買ってあげた記憶がなかったので「どこかから持ってきちゃった……?」と言うと「人のものを持ってきたりしないわよ!」と、ムキになって言い返してきたのです。

あーちゃんの記憶では、自分が「かわいいわね」と言ったところ、相手から「じゃあ、あげる」ともらったとのこと。果たして、それは記憶なのか作り話なのか……。そして、相手は一体誰なのか……。あーちゃん自身の問題行動よりも、他の人が関わっている可能性がある状況のほうが、ワフウフさん姉妹は気がかりです。

そんなあーちゃんですが、ある日姉が面会に行くと、施設のAさんと将棋を指していました。どうやらAさんが将棋を教えてくれているようで「頭を使えばボケ防止になると思ってね!」と、初めて将棋を指すあーちゃんもニコニコ。しかし「簡単なやり方の本がないかと思って、本屋に行ったのよ」と言っていて、姉の表情は一瞬で曇りました。あーちゃんはひとりで出かけられないのに、どうしてそんなふうに思っているのか……。まあ、2人とも楽しそうだし、頭を使うのは良いことだから、深く考えるのはやめようと思います。

--------------

謎のキーホルダーは一体誰からのものかは気になってしまいますが、あーちゃんが大事にしている理由が「娘からもらったものだから」という理由だとしたら、なんとなく責めづらいですね……。真相はわからなくても、認知症が進行している段階でも、そうやって何かに対して感情が動いているとするなら、喜ぶべきことなのかもしれません。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

★このマンガをまとめて読む

★関連記事:「違う」「違う」「違う」…延々と続く会話のラリーが地味にストレスで #頑張り過ぎない介護 280

★関連記事:「ネクタイが…」葬儀会場で職員に呼び止められ赤面。夫を救った温かい配慮とは【体験談】

母の認知症介護日記

マンガ・体験談の最新記事