
同僚の結婚式に招かれた日のことです。親しい同僚だったため、披露宴ではスピーチまで頼まれていました。せっかくの晴れの日に恥をかくわけにはいかないと、服も新調し、気合を入れて式場へ向かったことを覚えています。
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気合十分で向かった結婚式
当日は少し緊張しながらも、新しく用意した服に袖を通し、「これで大丈夫」と自分に言い聞かせて会場へ向かいました。
親しい同僚の大切な場に立ち会えること、そしてスピーチを任されていることもあり、背筋が伸びる思いでした。
入口でかけられた突然の声
結婚式会場に入ろうとしたその瞬間、会場の係員の方から突然声をかけられました。知り合いではなかったため驚いて立ち止まると、「お客さま、お洋服の背中に値札が付いておりますので、お取りしてもよろしいでしょうか」と静かに伝えられたのです。
その言葉を聞いた瞬間、顔が一気に熱くなり、冷や汗が噴き出しました。思わず、か細い声で「よろしくお願いします」と答えるのが精一杯でした。
何事もなかったように迎えた本番
幸いにも、その場で値札を取っていただき、何事もなかったかのように式場に入ることができました。その後の披露宴でも、大きな失敗をすることなく、無事にスピーチを終えることができました。
今思い返しても、あのとき気付いて声をかけてくださった式場の方には感謝の気持ちしかありません。
まとめ
慎重に物事を進めることを心がけてきた自分にとって、まるで漫画のような出来事が起きたことは、かなりの衝撃でした。この一件以来、自分の「慎重さ」を改めて意識しながら過ごしています。今でも思い出すと、胸の奥が少しざわつく、忘れられない体験です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:吉備団子/60代女性・会社員
イラスト/おんたま
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)
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