
長年勤めている職場で、理不尽なことで怒鳴る上司の存在に、私はずっと心をすり減らしていました。声を荒らげるたびに職場の空気は凍りつき、誰もが萎縮してしまう──そんな状況が日常になっていたのです。
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職場を覆っていた重苦しい雰囲気
ある日、上司の怒声がいつも以上に大きく響き渡りました。私だけでなく、周囲の社員まで言葉を失い、明らかに空気が張りつめていました。
誰も何も言えず、ただやり過ごすしかない雰囲気に、私自身も強い息苦しさを感じていました。
静かに投げかけたひと言
そのとき私は、思い切って静かに上司に確認しました。「何に対して怒っているのですか」と。勢いよく怒っていた上司は、その言葉で一瞬言葉に詰まりました。
私は続けて、「業務手順を明確にすれば、誰も困らないはずです」と伝えました。すると上司はしばらく黙り込み、やがて声を落として指示を出し直しました。
変わり始めた職場の雰囲気
その後、周囲の社員から「ありがとう」と声をかけられました。私は特別なことをしたつもりはなく、ただ感じたことを口にしただけでしたが、職場の空気は一気に変わったように感じました。
それ以降、上司が以前ほど感情的になる場面は減り、職場全体も落ち着いた雰囲気になっていきました。
まとめ
この出来事は、私自身にとって大きな節目となりました。感情に流されず、冷静に言うべきことを伝えれば、状況が変わることもあるのだと実感したからです。また、周囲の社員も同じように困っていたことを知り、自分の行動が誰かの支えになる場合もあるのだと感じました。あの日の経験を胸に、これからも必要な場面では落ち着いて言葉を選びながら行動していきたいと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:山本正信/50代男性・会社員
イラスト/おんたま
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)
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