
いやいや、認知症は治らないから……! まあ、できることが減って、自信をなくして落ち込むよりはいいのかもしれませんが。
今まで、あーちゃんが話す内容について「これは妄想? 作話?」とわからなくなることが何度もありましたが、このごろ、なんとなく法則がわかってきた気がしています。あーちゃんはゼロから話を作り出すことはないのですが、自分が理解できない部分を自分の考えるままに補ったり、私たち姉妹から繰り返し話された出来事が実体験として記憶されたりするのです。
さらに、頭の中で時系列が混乱しているため、何年も前のことをあたかも最近の出来事のように話し出します。少し前から、「2~3カ月前に父の浮気相手から電話がかかってきた」という話をするようになりましたが、あーちゃんが電話の相手だと主張している人は、15年前の父の浮気相手です。そんなこと、忘れちゃえばいいのに……。
そんなあーちゃんは、いまだに自分を認知症だと認めていません。先日、施設で姉・なーにゃんとケアマネさんと話していたときも、ケアプランでお風呂の声がけをお願いしていたのに、服薬介助しかしてもらっていないことについて確認していたところ、横で聞いていたあーちゃんが「私、認知症じゃないんだから!」と言っていたのです……。ここまでできないことが増え、わからないことも増えたのに、まだそんなことを言えてしまうのは、ある意味すごいと思ってしまいます。
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身のまわりのことができなくなってきたというのも、施設に入居した理由のひとつだったと思います。ケアプランへの希望を伝えているのに、それがかなえられていないというのは、心配ですね。とはいえ、現場で直接あーちゃんの様子を見ているスタッフさんの判断と、家族からのケアプラン、どちらを優先して判断すべきかは、難しいところではないでしょうか。
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