アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
母・あーちゃんと認知症を診てもらっている病院へ行く日。しかし、前日は台風の影響で交通機関が乱れており、当日も大混雑が予想されました。前回、電車を乗り間違えただけで不安になったあーちゃんのことを考えて、今回の通院はワフウフさんのみで行くことにしました。処方箋を受け取り、施設の最寄り駅で姉・なーにゃんとあーちゃんが合流する段取りになりました。それをなーにゃんが説明したところ「わかったわ」という返事をしたあーちゃんでしたが、たった12分で「今日は病院の日じゃないの……?」と電話をしてきました。短時間ですべて忘れてしまったことに驚くべきか、それとも今日が病院の日だと覚えていたことを褒めるべきか……ワフウフさんの思いは複雑です。
温かい人に囲まれているのは安心だけど…
あーちゃんには、大学時代から親しくしているKさんというお友だちがいます。認知症になってからも定期的に誘ってくれる貴重な存在で、これまではKさん母娘とあーちゃん、なーにゃんの4人で会っていました。しかし先日、そのKさんはあーちゃんと直接やりとりをして、大学時代の仲良し4人組で会う約束をしていました。そもそもあーちゃんはひとりで外出できない状態で、待ち合わせ場所までの行き方もわからないため、朝からなーにゃんが施設に出向き、身支度や送迎を担ってくれました。親しくしてくれるのはありがたい半面、一緒にいて迷惑をかけていないか、認知症特有の振る舞いに驚かれないかと、ワフウフさん姉妹の心配は尽かず、友人付き合いの難しさを痛感していました。

あーちゃんは、なぜか私が面会に行っている記憶が残らないようで、施設で仲良くしている方に私を張り切って紹介しようとします。

お相手も認知症の方なら、何度でも「はじめまして」で通用しますが、そうではない場合は、なんとも気まずい空気になります。

数日ぶりにごあいさつをしても、当たり障りのない対応をしてくれて助かります……。