介護度が上がった場合に必要な費用について事前に施設担当者とシミュレーションしておくことが重要【介護施設探しの体験談】

介護度が上がった場合に必要な費用について事前に施設担当者とシミュレーションしておくことが重要【介護施設探しの体験談】

「今」だけでなく、「何カ月か後」そして介護度が上がったときの費用もしっかりシミュレーションすることが大切と話すのは伯母様が住居型有料老人ホームに入居するS.T.さん。他にも見学や体験入居など、施設選びに必要なポイントを話してくれました。

介護度が上がった場合に必要な費用について事前に施設担当者とシミュレーションしておくことが重要

【体験者プロフィール】
<入居者>伯母
<施設種類>住宅型有料老人ホーム
<居住地域>奈良県
<入居年齢>70代
<介護度>要支援1
<入居期間>2019年2月〜
<話を聞いたかた>甥

※ 体験談は、利用者の入居時点の情報であり、あくまでも個人の感想です。

入居者との関係

伯母です。

入居を決めた時期と理由

両変形性膝関節症と2017年4月診断。その後は整形外科でヒアルロン酸注射の治療を受けていましたが、医師の勧めもあって2019年8月に手術を受けました。手術後はリハビリテーション病院に転院して2019年 12月に退院しました。

元々娘夫婦と同居していましたが、娘の体調不良もあり同居生活を解消することになりました。

本人は歩行器を使えば出かけたりバスに乗り降りをしたりも可能なので、外出が可能な住宅型有料老人ホームで検討しました。

その結果、娘夫婦宅と同市内に新しくできた住宅型有料老人ホームを見学。

美容室やリラクゼーションルーム、自費サービスも充実していて、本人の年金等で入居可能なこのホームに入居を決めました。

施設の探し方

元々要支援1の認定を持っており、手術入院前から通所型のリハビリデイサービスを利用していました。

そのため、地域包括支援センターの担当ケアマネージャーに相談、ホームを紹介されたのがきっかけです。

ケアマネージャーは「検討材料は多い方が良い」と、無料の施設紹介サービスも提案してくれ、担当者が探してくれましたが、結果的にはケアマネージャーが紹介してくれた住宅型有料老人ホームに決めました。

入居後も地域包括支援センターの担当ケアマネージャーがそのまま担当できるという点も決め手の一つです。

入居の手続き

担当ケアマネージャーが橋渡しをしてくれて、まず一緒に見学に行きました。

設備や実際の居室を見学した後、「実際に住んでみないとわからないでしょう」と、お試し宿泊をすることになりました。後日、お金の話など詳細に説明を受け、正式に入居を決めました。

その後、かかりつけ医による診療情報提供書を提出。また面談ではこれまでの自宅での生活状況や食事の好み等について聞かれました。

約1週間後に入居審査が通った旨連絡を受け、担当者より入居日や支払いについて説明を受けました。

引っ越しはケアマネージャーが紹介してくれた引っ越し屋さんの一軒にお願いしました。

入居して良かったこと

同居していた伯母の娘夫婦は共働きでしたから、同居と言っても基本的には日中は伯母一人でした。

介護度も低く身の回りのことはほぼ一人でできていましたが、外出して人と交流する機会は、通所型サービス利用の週1回位でした。

入居によって同年代の人と交流する機会も増え、新たな友人もできて、一緒に近くの商店に買い物に行ったり、一人で通院したりしています。

新しくできた住宅型有料老人ホームなので、介護度的に同じように元気な方がほとんどであり、娘たちと同居していたときより生きいきしているように感じます。

また利用していた馴染みの通所型サービス事業所に入居後も変わらず通えていることも、作り上げていたコミュニティが壊れることなく良かったと感じます。

入居して大変だったこと

本人は基本的に元気なので、施設の近くのクリニックヤードの整形外科への定期通院も、一人で歩いて通えています。

しかし心臓系の疾患があり、大きな病院に通う必要があるのですが、遠方のため、通院支援は家族が行う必要があります。とはいえ、3カ月に1回なので、そこまで娘夫婦にも負担はありません。

大変な点を挙げるとすれば、訪問歯科の医師が変わり、その医師と本人が合わなかったことくらいでしょうか。

施設に入居しても、元々住んでいた場所から大きく地域は変わっていませんが、それでも今まで受けていたサービスや病院は変わることになります。

その最初の調整が大変でした。

入居を検討しているかたへのアドバイス

施設入居を決めるきっかけは個人毎に異なりますが、探す際は必ず見学に行くこと、また可能ならお試し宿泊をすることが必要と思います。

料金については、医療費や介護費等で当初聞いてたよりも上乗せ分があるので、必ず何カ月かに必要なお金を詳細に出してもらうことが大切です。

今はもちろん、今後介護度が上がった場合に必要な費用についても施設担当者とシミュレーションしておくことも重要です。

お金の話が主になりましたが、それだけ介護施設では状況によって必要なお金が変わります。後々思っていた内容や聞いていた内容と違うといったトラブルを回避するために、詳細に聞いておいた方が良いでしょう。


<参考>入居時にかかった費用と月々かかる費用

居室タイプ(20.1 ㎡)入居金型 1名利用の場合

<目安>編集部調べ
●入居時
 ■入居金(非課税):820万円
●月額
 ■家賃相当学:68,000円
 ■食材費:29,160円

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