手書きイラストで日々のさまざまなエピソードを表現するカータンさん。「頭の中を超赤裸々に綴っている」からこそ、思わず共感！な話にご注目ください。
「夢の中の母は、昔のしっかりしてた母」
夢を見た。
すると突然、
母が私の手を振り払って
スタスタと歩き出した。
そう言われて、
足元を見るれば、ハイヒールを履いていた。
そう、以前よく履いていた細くて高いヒールの。
昔のように、
ヒールの踵をカツカツ鳴らし
歩いて行く。
それから、母と買い物に行き
すごく暖かいストールを買ってもらい、
お茶をしながら
「あんなことがあったね」という
昔話じゃなくて、今の話をして・・・
すごく楽しくて、
途中から母が認知症であることなんて
すっかり忘れていた。
だから、夢から覚めた時
楽しかった分、
ちょっと寂しく切なくなった。
なったんだけど・・・
久々、シャキシャキした母と過ごせて
楽しかったわ！
それが夢の中でも。
半年に1度くらい、昔のしっかりしてた母が夢に登場する。最初は「え？どうして？」と思うんだけど、すぐに何の疑いも持たず楽しく過ごす。夢から覚めたあとは、少し寂しくなる。それが今までのパターンだった。でも、今回は、夢の中であっても、母と買い物行って、以前のような会話ができて、すごくラッキー！と思えました。
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