厚生労働省は、平成31(2019)年4月1日時点における「特別養護老人ホーム」の入所申込者(要介護3~5)の状況を発表した。
今回の調査によると、全体(在宅、在宅以外)で、約29,2万人、前回調査の29.5万人から0.3万人(0.9%)減少した。
要介護度別にみると、29.2万人のうち要介護3が39.7(在宅18.7%、在宅以外20.9%)、要介護4が36%(13.1%、22.9%)、要介護5 は24.3%(7.8%、16.5%)と、要介護度が高くなるにつれ、在宅者の申込者の割合が減る傾向にある。
都道府県別では、東京の入所申込者は25,811人、神奈川県15,723人、兵庫県13,895人、大阪府13,736人、神奈川県15,723人と続いている。
なお、要介護1、2であっても、居宅での生活が困難ななどの理由で特例入所の対象となっている人は3.4万人に及んでいる。