「あら…それは悪かったわね!」空気を読んでの謝罪なら、もういいのに… #母の認知症介護日記 68

「あら…それは悪かったわね!」空気を読んでの謝罪なら、もういいのに… #母の認知症介護日記 68
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ
#母の認知症介護日記 68

その昔、それなりにイチャコラ期もあったあーちゃん夫婦。

※たんたん:ワフウフさん姉妹の父、あーちゃんの夫。

#母の認知症介護日記 68

タイプは違えど、子どもを所有物だと思っている毒親な部分は似ている2人。

#母の認知症介護日記 68

その昔、家族で旅行に行く途中、車内でとんでもない会話が繰り広げられました。

#母の認知症介護日記 68

このやりとり、だいぶ衝撃的だったので、今でもハッキリ覚えています。

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この発言で、親への絶対的な信頼感のようなものが崩れたのを覚えています……。

保険の話を聞いていたときも、眼鏡の購入に付き添った日も、姉は風邪をひいていてマスク姿でした。それを見たあーちゃんは「風邪をひいているの? 具合が悪いなら、無理して来てくれなくてもひとりで大丈夫だったのに」と……。ひとりで大丈夫ではないから、無理して付き合っているのですが。そして、お決まりの「あらー。それは悪かったわね!」という軽い謝罪。ただ空気を読んで言っただけの謝罪をされても、何も響かないのに……。

今は冷え切った関係のあーちゃんと父・たんたんですが、昔は子どもの目の前でも構わずイチャコラするような仲良し夫婦だった時代もありました。あーちゃんは管理支配型、父は無関心型のいわゆる毒親でした。タイプは違っていますが、子どもを所有物だと思っていたり、子どもの自尊心をつぶしてでも親の権威を振りかざそうとしたりと共通点もあり、もしかしたら似たもの夫婦だったのかもしれません。

長いこと夫婦をやっていて似てきたのか、あるいはその似ている部分があるから、こじれながらも夫婦であり続けられるのか……。娘といえども、まだまだわからないことばかりです。

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「マスクをしている=風邪をひいている」というのは理解できているのに、少し前に風邪をひいていたことは覚えていない様子のあーちゃん。そして、あーちゃん夫婦にイチャコラ期が存在していたのも驚きです。またそのころの気持ちを取り戻してもらえれば、あーちゃんのサポートをお願いできるのに……なんて思ってしまいますね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

母の認知症介護日記

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