施設の若いスタッフと楽しそうに話すお父さまの姿を見て、この介護付き有料老人ホームにして良かったと思ったと話す新潟県のI.N.さんです。
施設探しには家族が入居している人の情報が何より役立つ
【プロフィール】
<入居者>父
<施設種類>介護付き有料老人ホーム
<入居年齢>80代以上
<介護度>要介護1
<入居期間>2017年11月〜
<居住地域>新潟県
<話を聞いたかた>長女
入居者との関係
実父です。
医療的ケア・疾患、症状など
高血圧とアレルギー以外に持病はありません。
入居を決めた時期と理由
本人が介護付き有料老人ホームを希望したからです。過去に何度が病気で2週間ほど入院したことがあるのですが、そのときもまったく問題なかったですし、環境が変わっても元気に過ごすことができていたので問題ないと判断し入居しました。案の定元気に生活していますし、若いスタッフのかたと楽しそうに話をしているので良かったと思います。父は若い人と話すのが好きなので、介護付き有料老人ホームでよかったです。
施設の探し方
まずはインターネットで検索をして、情報収集を行いました。インターネットだと外観や設備などの確認はできますが、具体的な情報を得るのは難しかったです。実際に施設にご家族が入居されているというSNSでつながったかたの意見を参考に、入居先を決めました。実際に入居しているご家族がいるかたの情報は信頼性が高くて参考になります。近くにそういったかたがいる場合は意見を聞くと良いと思います。
入居の手続き・ステップ
候補の施設に見学に行き、一通り見て回った後に料金などの説明を受けました。その後いくつかの候補と比較をして、入居先を決めました。人気がある施設はすぐに予約で埋まってしまいますし、時間はあまりないと思っていたほうが良いです。私の場合は運よく空きがあったのでスムーズに入居できましたが、半年くらい待ったという人もいるので、準備は早めに行うべきでしょう。
入居して良かったこと
父が快適そうに生活している姿を見たとき、この施設に入居させて良かったと思いました。自宅は冬は非常に寒いですし、雪の影響を受けることもありますが、ここでは常に快適な室温に保たれていますし、雪の被害を気にする必要もありません。ここ数年は自宅と庭から出ることがなく、退屈そうにしていましたが、今は新しい景色を見ることができて楽しそうです。知らない人と仲良くできるか不安もありましたが、楽しそうにしている父を見てホッとしています。
入居して大変だったこと
大変だったのは最初の数週間です。かなり寂しかったようで、家族や親戚が会いに行くたびに「泊まっていけばよい」「もっとゆっくりしていきなさい」などと言って帰さないことも少なくありませんでした。寂しそうな父を残して帰るのがつらいこともありました。しかし徐々に慣れて、話し相手も見つかってからはそのようなことを言わなくなりました。今は父もかなり楽しそうなので安心しています。
入居を検討しているかたへのアドバイス
慣れてしまえば、意外と問題はないと思います。最初のうちは本人も家族も不安なことが多いです、時間が経てば慣れていきます。無理に介護を続けていると家族との関係性が悪化することもあるので、なるべく早い段階で介護施設への入居を視野に入れた方が良いのではないでしょうか。金銭的、地理的、本人の希望などの問題がなければスムーズにいきます。