「避難場所はどこかしら?」パジャマ姿のおばあちゃんに話しかけられ応対するも #母の認知症介護日記 88

「避難場所はどこかしら?」パジャマ姿のおばあちゃんに話しかけられ応対するも #母の認知症介護日記 88
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ
#母の認知症介護日記 88

#母の認知症介護日記 88

犬の散歩中だったため、追いかけることもできず……。おばあちゃんの頭の中で、今何が起きているのでしょうか……。

私が住む地域は、昔からある住宅街だからなのか、高齢者率がとても高いように思います。夕方になると、お年寄りが散歩をしている姿を見かけることも多く、休憩しながらひとりで歩いている方もいれば、付き添いの方と手をつないで歩いている方もいます。実はその中に1人、いつもパジャマみたいな服装で歩いているおばあちゃんがいて、認知症かなぁ……? と、ちょっと気にしていました。

先日、そのおばあちゃんがすれ違いざまに話しかけてきました。「避難場所はどこかしら?」と聞かれ、ちょうどそこが避難場所に指定されている小学校の前だったのでそう伝えると、「体育館、今、使ってるわよ」と……。それでも災害時には空けてもらえると言うと、納得はした様子でしたが「あなたは避難しないの?」聞いてくるのです。

おばあちゃんは「あなたも急いだほうがいい」と言い残して去っていきましたが、もちろん避難を要する状況ではありません。おばあちゃんの頭の中では、今一体何が起こっているのでしょうか……?

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いつも通りの平和な夕方だというのに、突然「急いで避難したほうがいい」なんて真剣に言われてしまうと、ビックリしてしまいますよね……。パジャマ姿だというのも気になりますし、誰も付き添いがいないというのも気になります。こういうとき、どういう対応をするのが正解なのか……。実際に直面すると躊躇(ちゅうちょ)してしまいそうです。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

母の認知症介護日記

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