「注射だけです!」手元に薬がないはずなのに、診察はないと言い張る母 #母の認知症介護日記 89

「注射だけです!」手元に薬がないはずなのに、診察はないと言い張る母 #母の認知症介護日記 89
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ
#母の認知症介護

なんでこんな無責任なことが言えるのか……。

今度見かけたら、わざと避けてみようかな。

今日はいつものインスリン注射と糖尿病の診察がある日。薬が正しく飲めていれば、もう手元に薬がないはずなので、今日の診察は必須です。しかし、あーちゃんは病院の受付で「今日は注射だけです」と言い張り、受付の人も困惑……。その後、電車が止まっていたために遅れて病院に到着した姉が、改めて診察をお願いしたことで事なきを得ました。しかし、受付順が遅くなってしまって、早く行って順番待ちをした意味がなくなりガッカリ……。

先日はまだ手元に薬が残っているのに「薬がない!」と騒ぎ、今日は薬がないはずなのに診察を断っていて……。この様子だと、きっともう薬の管理はできていないのでしょう。

私たち姉妹が通院に付き添うようになって1年半。自然と顔見知りもできてきました。その中に1人、少し厄介なおじさんがいて、とにかく馴れ馴れしく無責任な発言を繰り返すのです……。姉が一度ブチギレてくれたものの、効果はナシ。毎週会うと思うと、憂うつになります。

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いつか薬の管理ができなくなってしまうと覚悟はしていたと思いますが、実際にそうなっている可能性が高いことを突きつけられると複雑ですよね。ワフウフさん姉妹にとっても不安が大きくなる中で、無関係のおじさんから口を出されて、ブチギレる気持ちも理解できるのでは。おじさんの興味が他の人に向いてくれるのが一番ですが、あまりにもしつこいようなら、病院のスタッフに相談してみるのもいいかもしれません。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

母の認知症介護日記

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