「じゃあどうすればいいの!?」突然キレた母。何がしたいのかわからず困惑 #母の認知症介護日記 98

「じゃあどうすればいいの!?」突然キレた母。何がしたいのかわからず困惑 #母の認知症介護日記 98
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ
#母の認知症介護日記 98

また怒り出しました。

#母の認知症介護日記 98

何の話……!?

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朝から家の電話が鳴ったので出てみると、案の定あーちゃんから。用件は「保険証の手続きで実印が必要だから、持ってきてほしい」と……。実印がいると言いだすと、ロクなことがなく、経験上本当に必要だったこともありません。

もう少し詳しく話を聞いてみようとしても、手続きの内容も期限もわからないようです。とにかく電話がかかってきて、実印が必要だと言われたと譲らないあーちゃん。目的がわからない以上、渡すわけにはいかないと言うと「じゃあどうすればいいの!?」と突然キレてきて……。どうすればいいか聞きたいのは、こっちも同じです。

あーちゃんがキレても、私は動じることなく話を続けました。すると、どんどん話が変わってきて、なぜか「バーベキューセット」とつぶやくあーちゃん。そして、さきほどの話と合体して、いつしか「バーベキューセットを区役所に持って行かないと」という話に発展しました。一体何の話をしているのか、まったく理解できません……。

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実印はただの印鑑ではないので、理由もわからずに渡すわけにはいかないですよね。でも、あーちゃんからすると、いつもならサポートしてくれるはずの娘が思ったように動いてくれなくて、つい感情的になったのかもしれません。離れて暮らしながら介護をする大変さも多いと思いますが、こういった貴重品の管理が厳重にできるのは、離れて暮らしているからこそのメリットではないでしょうか。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

母の認知症介護日記

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