以前から気になっていた、あーちゃんの足のふらつきも「筋力の低下」のひと言で終わってしまいました。
悶々としながらインターネットを検索していたところ、1つの病院にたどり着きました。
姉とも相談して、思い切ってその病院を受診してみることに……!
あーちゃんに会ってすぐ、新しくなった無料乗車券がちゃんと定期入れに入っているのかを確認しました……が、そこに入っていたのはすでに期限切れとなっている旧乗車券でした。あーちゃんは、新しい乗車券を切って捨てようとしたことも、姉に止められてテープで貼り合わせたことも覚えていないようでした。しかし、話しながらバッグの中を探ってみると、そこにはちゃんと貼り合わせた新しい乗車券が! ただ、貼り合わせ方がへたくそすぎて、なんとも気持ちが悪かったのです……。一応、この状態でもバスや地下鉄には問題なく乗れるようで、一件落着です。
月に一度、あーちゃんが診察を受けている糖尿病の先生は、私たちよりも早く認知症に気付いてお薬を処方してくれた先生。「糖尿病と認知症は関わりが強いから、あわせて診ますよ」と言ってくださったので、そのままお願いして1年半がたちました。毎月「調子はどうですか?」とか「変わったことや困ったことは?」とか、話を聞いてくれるのですが、糖尿病に関することと認知症に関することの対応に差がありすぎて、正直なところ不満があります……。
こちらが訴えれば、お薬の追加や検査といった対応を取ってくれます。しかし「積極的に経過を診て治療をする」という感じではありません。認知症は状態が数値で見られる病気ではないので、もっと状態をきちんと診てほしいと思ってしまうのです。そこで、姉とも相談して、思い切って認知症専門医のもとを受診することに決めました。どうしても、このままあーちゃんの認知症が進んでいくのをただ見ているだけというのが、耐えられませんでした。
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認知症と診断されて1年半がたち、あーちゃんはイレギュラーに対応するのが難しくなってきています。新しい病院の受診は、あーちゃんを混乱させてしまうかもしれませんが、ワフウフさん姉妹が後悔のないように動くのが一番ではないでしょうか。少しでも良い変化が見られることを期待したいですね。
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