「物忘れがひどいんですか?」女医さんのひと言で一気に凍り付く診察室 #母の認知症介護日記 117

「物忘れがひどいんですか?」女医さんのひと言で一気に凍り付く診察室 #母の認知症介護日記 117
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ
#母の認知症介護日記 117

必要な検査を終え、あとは結果を待つのみとなりましたが、楽しみなような……そうでもないような……。複雑な気持ちです。

MRI検査を受けるために訪れた病院でも、検査の前に一応診察がありました。診察室で待っていたのは、30代後半くらいのやさしそうな女医さん。新しい病院からの紹介状を持って受診していたため、基本的な情報は伝わっていると思い、安心していたのですが……。あーちゃんへの第一声が、まさかの「物忘れがひどいんですか?」で、姉妹そろって驚がくです。あーちゃんも、なんとなく表情が強張っていて、私たちは冷や汗をかきながらあーちゃんの現状について伝えました。

この女医さんは、「認知症」や「憎悪」といった言葉が書かれているカルテを、ためらいもなくあーちゃんに渡そうとしていて、最後までハラハラさせられました。結局、このあとバタバタと検査に行ったからなのか、あーちゃんの記憶には残らなかったようで、ホッと胸をなで下ろしました。

この日も、あまり調子が良いとはいえない状態だったあーちゃんですが、問診票には自分の住所をちゃんと書くことができたので、姉妹で密かにガッツポーズです。いろいろありましたが、無事に検査は受けられたので、あとは結果を待つのみ。診断をつけてもらって、具体的な治療に進めますように……!

--------------

紹介状があれば、今の状況が共有されるというわけでもないのですね……。好印象だった新しい病院からの紹介ということで、余計に期待していた部分もあったのではないでしょうか。でも、とりあえず検査を終えられたので安心です。認知症と診断されてから1年半で、どのような状態になっているのか、知りたいような知りたくないような……複雑な気持ちになってしまいますね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

★このマンガをまとめて読む

★関連記事:「やっぱり物が違う!」義母の鶴の一声で普段の買い物コースが変わる…!? #頑張り過ぎない介護 120

★関連記事:「く、臭い…!」脱衣所から強烈なアンモニア臭が…においの根源はまさかの【体験談】

母の認知症介護日記

マンガ・体験談の最新記事