そして、私をねぎらうつもりなのか、甘いものでも食べましょうとお誘いを受けたのです。……ダメだ、こりゃ!
あーちゃんの持病である糖尿病のインスリン注射の日。私は少し到着が遅くなってしまったのですが、あーちゃんはすでに受付を済ませ、待合室で本を読んでいました。そこまではいいのですが、なぜか色付きの眼鏡をかけています。ただ、あーちゃんはそれを「老眼鏡」だと言ったので、姉と老眼鏡を作りに行ったとき、色を付けたのかと納得。しかし、あとでこっそり姉に確認すると、やはりそれはサングラスとのこと。一応、度は入っているようですが、普通に考えて室内で本を読むときに、サングラスを選ぶのって変では……?
つい先日、あーちゃんの財布からこれでもかというほどアイスやお菓子を買っているレシートが出てきたのですが、やはり糖尿病の数値も悪くなっていました。4カ月連続で数値が悪くなり続けている上に、体重も増加……! さすがに診察後、きつめに注意しましたが、お菓子は買わないようにしていて、自己管理していると言い張ります。しかし、私がレシートの存在をにおわせると態度が一変……。アイスは「1日1本だけよ!」と、突然アイスを食べていることを認めました。
この日、甘いものを控えるように、何度もあーちゃんに釘を刺しました。しかし、数分前の記憶すら怪しい今の状態で、ちゃんと理解ができるわけもなく……。病院帰りに「甘いものでも食べましょうか!」と誘ってくる始末。……ダメだこりゃ!
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サングラスをかけながら本を読んでいる姿を想像すると、ちょっと笑ってしまいそうになりますが、その行動も認知症が影響しているのだと思うと、自分が知らないところで違和感のない行動ができているのか心配になってしまいますね。そして、糖尿病のほうも依然として数値が悪化している状況なので、心配は尽きません……。買った記憶も食べた記憶もないので、自己管理は大変そうです。
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