アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
母・あーちゃんが混乱しないよう、処方された薬を喫茶店で仕分けていたワフウフさん姉妹。その最中、あーちゃんが「お手洗いに行ってくるわ」と席を立ちました。ワフウフさん姉妹は、いつものことだとあまり気に留めていなかったのですが、しばらくすると静かな店内にガタガタという音が響き渡りました。ワフウフさんが慌てて駆け付けると「ドアが開かないのよ!」と、トイレの中からあーちゃんの叫び声が聞こえます。ビックリしてワフウフさんがドアに手をかけると……あっさりドアは開きました。もしかして、ドアの開け方を忘れてしまった……!? と、不安に襲われるワフウフさんでした。
どんどん食べているのに…
最近、甘いものを食べたり買ったりするのをワフウフさん姉妹に注意されると、あーちゃんは「無意識っていうのは怖いものね」と言うようになりました。無意識ではなく、意志はあるけれどただ忘れてしまうだけなのでは……? とワフウフさんは思っています。そんなあーちゃんですが、認知症の症状が進行している今の状態でも、決まった場所であれば自分で目的地にたどり着けています。ただ、いつ自分がいる場所や帰り方を忘れてしまうのかと考えると、ワフウフさんの不安は尽きません。
あーちゃんの私服はとても派手です。
そこまで親しくないご近所さんから、服装にケチをつけられたことがあるらしく……。
とても怒っていました。