アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
母・あーちゃんは認知症になる前から糖尿病の持病があります。認知症になる前は食事管理も徹底していましたが、今は食べたことを忘れてしまうため、ワフウフさん姉妹も会うたびに注意をしています。最近は、注意をされると「無意識っていうのは怖いものね」と言うようになったあーちゃん。無意識ではなく、意志はあるけれどただ忘れてしまうだけなのでは……? とワフウフさんは思っているのですが。とはいえ、まあまあ症状が進行している今の状態でも、あーちゃんは決まった場所であれば自分で目的地にたどり着けています。ただ、いつ自分のいる場所や帰り方を忘れてしまうのかと考えると、目の届くところにいてほしいという子どもを心配するような気持ちになってしまいます。
すっかり心が荒んでしまった…
おばあちゃんの必需品ともいえる「飴ちゃん」。あーちゃんもしっかり持っていますが、それはもともと「低血糖を起こしたら大変だから」という理由からでした。しかし、今では完全にその役割が「甘味用非常食」となっていて、ぼりぼりと噛みながら次々に食べていきます。カバンの中からも飴を買っているレシートが見つかり、かなりハイペースな消費になっているので、姉・なーにゃんが注意をしてくれました。しかし自覚はないようで、本人は驚くだけ。あーちゃんは、「いつも昼食後にビスケット2枚だけしか食べていない」と、節制アピールを続けていました。
お出掛けの相棒・ウィッグをなくしてしまったあーちゃん。
ここのところ絶不調で、かなり攻撃的になってしまいました……。
姉から話は聞いていたものの、実際に会ってみると想像よりもひどい状態でした。