母の財産を狙う父が、ついに動き出した…!これからどうする!? #母の認知症介護日記 137

母の財産を狙う父が、ついに動き出した…!これからどうする!? #母の認知症介護日記 137
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ

アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。

薬の管理ができず、言動と行動が一致しないことも多々あるなど、ここのところ絶不調が続いている母・あーちゃん。病院の待ち合わせも、起床時間から家を出る時間まで細かくメモに書いて渡していたのに、前日の夜に「明日の待ち合わせは?」と電話がかかってくる始末。しかも、伝えた場所とは違うところで待っていて、ワフウフさん姉妹は振り回されっぱなしです。そんな状態で、嫌な予感がしつつ認知症の病院の受診日がやってきて……。

★前の話

母の財産を守らなきゃ…!

今日は認知症の病院の受診日。先生は、いつものように穏やかにあーちゃんの顔を見ながら話してくれました。あーちゃんも、少し不安な様子を見せながら話し始めます。その後に続いて、ワフウフさん姉妹は、あーちゃんと同居する父が、娘が持っていると知りながら通帳を勝手に再発行した話をしました。診察を終え、先生から呼び止められたワフウフさん。先生は険しい顔で「お父さんと物理的に離したほうがいい」と、施設への入所を提案しました。思いがけない展開に、ワフウフさんは動揺を隠しきれません。

#母の認知症介護日記 137

先生から施設の提案をされたことを姉に話すと、姉もたいそう驚いていて、とにかく第三者に相談してみようという話になりました。

※たんたん:ワフウフさん姉妹の父、あーちゃんの夫

#母の認知症介護日記 137

相談にのってくれたのは、専門機関の相談員で60代くらいの女性。あーちゃんから通帳を預かる際に「預金の管理を娘たちに頼みたい」と一筆書いてもらっていたのですが、法律上では配偶者の権利が強く、この一筆はまったく通用しないとのこと……。

#母の認知症介護日記 137

このアドバイスを受けて、後見人(他人の法的な代理人として財産管理や身上監護などをおこなう人のこと)の申し立てをすることにしました。

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