アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
姉・なーにゃんとのバトル中、母・あーちゃんの通帳は姉が預かっていることを知らなかったととぼけていた父。しかし、姉から通帳を返してもらうよう、あーちゃんに指示するメモを見つけているワフウフさん姉妹に、そんなウソは通用しません。バトルを通して、改めて父のお金に対する執着ぶりを目の当たりにしたワフウフさん姉妹は、一刻も早く対策が必要だと考えて、認知症を考慮した対応を拒否された金融機関の預金を信頼できる行員さんがいる銀行へ移すことに。すると、送金を終えてすぐ、行員さんが「預金が増えているけれど、何かありましたか?」と電話をくれて、多くの顧客を抱える中で気にしてもらえていることに、感動するワフウフさん姉妹でした。
最終的には会えたけれど…
父と姉の言い合いを目の前で見ていたあーちゃんは、まるでそれがショック療法だったかのように、シャキッとする日々が続いていました。そのままお正月を迎えることになり、ワフウフさんの家で姉夫婦や孫たちと楽しく過ごしたのですが、それがよほど楽しかったのか、何度も何度もワフウフさんにお礼を言ってくれて、ワフウフさんは苦笑い。そして、相変わらず病院に付き添いたがる父のことも、お茶をおごってほしいからだと信じているようで、そんな理由ならもっと平和なのに……とワフウフさんは思ってしまいます。
あーちゃんの予定を父が知ると一緒に病院に来たがるため、紙に大きく予定を書くのはやめて、前日の電話で詳細を伝えることにしました。しかし、あーちゃんとの電話がなかなかつながらずにイライラ……。
いや、それはこっちのセリフ……。
ボタンにシールを貼って工夫はしているのですが、電話の操作がどうしてもわからないようで、こちらもお手上げ……。