
つまり、これは父があーちゃんの携帯から、あーちゃんになりすましてメールを送ってきたということ……。

自分が言ってもダメなら、あーちゃんになりすませばいいとでも思ったのかもしれませんが、バレバレです。すぐに気付いたからよかったものの、さすがになりすましメールは、やり過ぎでは……!?
父は今、年金をあーちゃんに1円も渡すことなく自分だけで使っていて、その額も普通に生活をするには何も困らないはず。それなのに、なぜあーちゃんの預金を手に入れようとするのか、私と姉は考えていました。実は父、かなりの女好きで、SNSの友だち欄には若い女子がズラリ……。証拠はないけれど、女遊びにお金を使っているのかもしれません。私たちは、もう82歳なのに……と思っていても、父からするとまだ82歳! という感じなのでしょうか。
そして、区役所でのバトルから数日後。姉のもとへ、あーちゃんからメールが届きます。それは、預けている銀行預金について、銀行名と預金残高を報告してほしいという内容。送信元は間違いなくあーちゃんの携帯からですが、文章があーちゃんが普段書くものとはまったく違います。そもそも、あーちゃんは自分に多額の預金があること自体を忘れているので、こんなメールを送ってくるわけがないのです。そのあとすぐに、報告期限の日時まで送られてきましたが、日付がよくわからなくなっているのに期限なんて設定できるわけもなく……。つまり、これは明らかに父があーちゃんの携帯から送ってきたメールということ。
おそらく、自分が何を言っても通帳を渡してもらえないと悟った父が、あーちゃん本人から言えばなんとかなると思って送ってきたのだと思います。いくら預金残高を知りたいからって、なりすましはやり過ぎでは……!?
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なりすましメールはすぐに見抜けたからよかったものの、勝手に携帯が使われていることにあーちゃんが気付いていない状態が続くのは不安ですね。自分の思うようにいかないからと、父が周りの人を巻き込むような事態にならないといいですが……。
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