アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
父が吹き込んだウソを信じ、娘たちが自分のお金を狙っていると思っていた、母・あーちゃん。姉・なーにゃんと電話で話したことにより、すぐに誤解は解けましたが、ワフウフさんは疑念を抱かれていたことにショックを受けてしまいます。そんなワフウフさんのもとに、あーちゃんから「住所と電話番号を教えて」という電話がかかってきました。もちろんあーちゃんには知らせているので、ワフウフさんは父の差し金だとすぐに気付きます。父は、実印を返してほしいという書類を送るつもりのようで、実印はあーちゃんが返却を希望していると言って聞きません。しかし、電話の奥からあーちゃんの「そんなこと言ってない!」という言葉が聞こえ、都合が悪くなった父が一方的に電話を切ったため、一体何を考えているのか知ることはできませんでした。
なんでそうなる…!?
父が一方的に切ってしまった不愉快な電話から数日がたったころ、ワフウフさん姉妹のもとに父から手紙が届きました。書類を送ると言われていたので、一体どんなものかと構えていたら、いたって普通の手紙でワフウフさん姉妹は拍子抜け。内容は通帳やマイナンバーカード、実印などの印鑑類を返却しなさいというもので、差出人はあーちゃんになっていましたが、字や文章から父が書いたのは明らか。ただあーちゃんの介護をしたいだけなのに、なぜこんな面倒なことになっているのか、ワフウフさん姉妹は気が重くなっています……。
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今日は認知症の病院へ行く日。ここのところ待ち合わせがうまくいかないことが続いていたため、あーちゃんは先に姉と待ち合わせをしてから私と落ち合うことにして、そう書いたメモを渡しました。
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しかし、当日の朝になってあーちゃんから電話。どうやら姉との待ち合わせをすっかり忘れていて、メモもないと言うのです……。
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慌てて姉に連絡し、あーちゃんに電話を入れてもらうと、私へ電話をかけたのは、あくまでも「念のための確認」で、メモも手元にあると言っていたそう。あれ……?