
ちょっと不満そうにこう言うだけ。ずっと放置しているのはそっちなのに……。この発言で、私は人を頼るのではなく、自分で動こうと覚悟が決まりました。
ここ最近の私たち姉妹の懸案は「介護保険被保険者証」。転送届を出していても転送不要の郵便で送られてしまうと、父の手に渡ってしまいます。そうなると、身分証明書として使おうとしたり、介護サービスの利用を邪魔されたりと、面倒な事態になるのは目に見えています。……というわけで、介護保険被保険者証の郵送先を変更するか窓口での受け取りにできないか、区役所まで相談に行きました。
これまで、何度か地域包括支援センターには相談に行っていたため、区役所に何かしら伝わっているかと聞いたところ、窓口で対応してくれたお姉さんには特に伝わっていないと言われて、少しガッカリ……。仕方なく経緯を簡単に説明したところ、お姉さんの表情が曇り「もしかして……」と父のこれまでの行動について聞かれました。地域包括支援センターからの働きかけはなかったけれど、どうやら父のクレーマーっぷりは区役所では有名だったようで、おかげで介護関係の書類も私たちが受け取れるよう、スムーズに手続きができました!
その後、無事に介護認定結果を受け取ったのですが、結果は想像していたよりも介護度が高い「要介護2」。地域包括支援センターの担当者には、この結果とともに父の最近の動きも報告したのですが「しばらく様子見」と言われてしまい、話が進みません。もう自力でなんとかするしかないと思って施設を探し始めたのですが、それを伝えると「それは最終的に考えること」と不満そうに言うだけ。最終的も何も、放置しているのはそっちでは……? この言葉によって、人をあてにせず自分で動かないといけないと覚悟が決まりました。
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これまで父の行動に振り回されてばかりでしたが、ここにきてその行動がプラスに働いてくれたのはよかったです! 介護認定は思っていたよりも深刻な結果が出てしまいましたが、その結果が受け身でいることを変えるきっかけになったようですね。いろいろな選択肢の中から、あーちゃんやワフウフさん姉妹にとって良い選択ができますように……!
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