
私の言葉に対して、父は唐突に自分語りを始めました……。


先生は相変わらず塩対応。完全にアウェイ状態となり、さすがに父も何か察したのか、黙ってしまいました。
トイレに行っていた父が診察室に入ると、それまでの穏やかな空気が一変。先生は机に向かって背を向けていました。その背中に向かって父が「あーちゃんの夫です」とあいさつするも、先生「ああ、どうも!」と仏頂面のまま答えるだけ。そして「今日はこれでいいですよ」と、診察を終えようとしました。
すると父は、空気を読まずに突っ込みどころ満載の話を始めたのです。先生は、仏頂面でただ聞いているのみ。まともに返事もしません。それでも父は懲りずに話し続けますが、先生は「じゃあ今日はこれでいいですよ」と、再度診察を終えようとしました。
それでも諦めようとしない父。あーちゃんが認知症の病院を「足の病院」だと思っていることについても、父はどことなく上から目線で話していました。ただ、先生は相変わらずの塩対応っぷり。父のアウェイ感がすごくて、これまで父のことで悔しい思いをたくさんしてきましたが、私はなんだか報われたような気がしました。
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あーちゃんと父を物理的に離すべきだと言っていた先生らしい、大人な対応でしたね。ただ、これであの父がおとなしくなるとは思えません……。逆に、暴走を加速するようなことがなければいいですが、まだまだ油断はできませんね。
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