アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
ワフウフさんが母・あーちゃんのもとを訪ねると、あーちゃんはまた昼寝中。起こして散歩に連れ出す途中で、ワフウフさんはスタッフルームに寄ったのですが、別の部屋からおじいさんやおばあさんがゾロゾロ出てきて鉢合わせになりました。すると、その中にいた、ワフウフさんが要注意人物だと感じていたおばあさんが、険しい顔であーちゃんに近づいて怒鳴ってきたのです。話を聞くと、どうやらあーちゃんは施設でカラオケに誘われていたことを忘れてしまったようです。すぐに謝ったあーちゃんでしたが、おばあさんは激怒して許してくれそうにもありません。横で見ていたワフウフさんは、あまりの意地悪な態度に、ドン引きしていました。
新たな遺言書を作成
あーちゃんが施設に入居して3週間がたちました。あーちゃんは、訪ねるたびに父が場所を知らないかどうかを確認し、怒り狂った父は何をするかわからないと不安そうに言います。しかし、そうかと思えば「きっと狂ったように私のことを探しているわね」とちょっとうれしそうに言う様子も見られ、見つかりたくはないけれど、探していてほしいという複雑な乙女心が見え隠れしています。万が一父が訪ねてきたときのことを考えて、ワフウフさんは施設長さんと改めて話をしましたが、事前に共有しているはずの父の情報が共有されておらず、ビックリ……。確認してよかったと、胸をなで下ろしました。

私たちが姉妹であーちゃんのもとを訪れた日。あーちゃんは自ら施設のイベントに参加していました。また、提携している病院の訪問診察のおかげで、施設内で糖尿病の薬の処方やインスリン注射が完結し、施設での生活もかなり順調そうです。

これまで、何度も施設に足を運んでいるのですが「部屋を見るの初めてよね?」と言われてしまった私。

久しぶりならまだしも、つい最近も来ているのに……。